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保護施設

生活保護制度のひとつに、保護施設があります。

保護施設というのは、通常の住居では最低限の生活をすることも困難な人のための住居のことで、都道府県と市町村、日本赤十字、社会福祉法人によって運営されることになっています。

保護施設には目的や対象とする人によって、5つの種類があります。

宿所提供施設

住居扶助を目的とした施設で、住む家のない生活保護受給者に住居を提供します。


授産施設

自立を目的とした施設で、身体上、あるいは精神上、就業が困難な生活保護受給者に、就労の機会を提供したり、技能取得のために便宜を図ったりします。 世帯の事情で就業が困難な人も対象になります。

医療保護施設

医療を目的とした施設で、治療などが必要な生活保護受給者が対象になっています。

救護施設

身体的、精神的に障害があり、通常の日常生活を送ることができない生活保護受給者の扶助が目的で、住居の提供のほか、日常生活のサポーサもします。 


更正施設

養護、あるいは生活指導を必要な生活保護受給者の扶助が目的で、身体的、精神的な障害により生活が困難な人を対象としています。

それぞれの施設には定員があり、授産施設は20人以上、それ以外は50人以上となっています。

また、各施設には、扶助を行う役目を持った人が配置されており、全施設に共通するのが、施設長と生活指導員、医師、栄養士、調理員です。住居提供施設の場合は施設長のみ、授産施設の場合は施設長と作業指導員のみという施設もあります。

保護施設の目的は、生活保護の受給者が自立して生活できるように援助することなので、入所したら何もしなくてもかまわない、ということではありません。

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